安曇野便り1月 photo by kanamori 2008

ぶどう園の大切なお客様で、時々メールでお便りと写真を送って下さっています。
長野県にお住まいの金森さんです。
以前、ホームページでも紹介させて頂きましたが
長野県安曇野の『王北農園』代表者です。

安曇野の行事や色々な写真を送って下さっていますので、紹介させていただきます。
ますます、安曇野へ行きたくなりました。
文責 金森
この橋は戦後暫くしてベストセラーになった             
「戦没学生の手記・きけわだつみのこえ」の
巻頭を飾った遺書を書いた、
陸軍特別攻撃隊員上原良司(二十二歳)が
出撃前に帰省した帰り、この橋で

有明山に向かい「サヨーナラ」と三回叫んで
故郷に別れを告げたと伝えられています。
欄干の飾り金具は、戦時中に
供出で剥ぎ取られたまま
その傷跡には六十年の風化が見られます。
乳房川に架かる乳房橋
三九郎は昭和三十年代までは子供だけで、冬休みになれば
直ぐに建て小正月までの二十五・六日間をこの中で遊び

鏡開きの日に各家を回り、門松や注連飾り等貰い集めて飾り付け
暗くなってから点火したのですが、今では危険だからと
育成会の親達が第一日曜日に建てその日の夕方まだ明るいうちに焼いてしまうのです。
 (三九郎は長野県の中信地区の呼び名でどんど焼きと言う地方もあります。)                          
三九郎
門松や注連縄(しめ縄)を集めて燃やす火祭りの習俗のことで遡れば平安貴族の正月行事であったとか。
呼び名も左義長(さぎちょう)・道陸神(どうろくじん)・松たき・等さまざま。
三九郎の語源は「三苦労」だとする俗説があります。年貢・貧乏・病気・の苦労を人の名にかこつけて、火を燃やすことで憂さを晴らしたと言うもの。

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